フェアウェイウッド?ユーティリティどっちを選ぶ

クラブで最も飛距離のでるクラブはドライバー、距離を合わせてグリーンをとらえるクラブがアイアンとすればその間を担うクラブがフェアウェイウッドやユーティリティといったクラブでしょう。

特にロングアイアンと呼ばれるロフトの立ったクラブは初心者だけでなく上級者でもうまく打つのが難しいといったこともありフェアウェイウッドやユーティリティなどを活用する人が多いです。

アイアン以上の距離を打つための3番ウッドは別ですが、難しいロングアイアンやミドルアイアンの代わりに入れるクラブはどれをを入れたら良いか迷うのではないでしょうか。

  • フェアウェイウッド
  • ウッド型ユーティリティ
  • アイアン型ユーティリティ

まずはその特性を知ることで自分はどれを選択すれば良いかを検討するときのために役立てましょう。

3種類クラブの違いは弾道の高さ

全てのクラブにおいてロフト角とシャフトの長さが同じであったとしても、そのバックスピン量と弾道の高さは違ってきます。

ヘッドの重心が低くなるほどインパクトではフェースが上を向きやすくなるために重心が低いクラブの方がボールが上がりやすく、スイートスポットが高くなるのでバックスピン量が多くなるということがあります。

重心の深さ順に並べるとすれば

  1. フェアウェイウッド
  2. ウッド型ユーティリティ
  3. アイアン型ユーティリティ

このようになります、またそれ以外にもフェースプログレッションによっても打ち出し角度が変わります。

「画像準備中です」

フェースプログレッションはシャフト軸線からフェース面が出ている大きさのことであり、フェースが最も出ているのがフェアウェイウッド、次にユーティリティ、そしてアイアン型のユーティリティとなりますので、つまりこれも含めてボールの上げやすさ順に並べるとすれば

  1. フェアウェイウッド・・ボールを上げやすくグリーンに止まりやすい
  2. ウッド型ユーティリティ・・ボールは中弾道、グリーンはFWよりは止まりにくい
  3. アイアン型ユーティリティ・・ボールを低めに抑えたボールを打ちやすい

ということになります。

フェアウェイウッドの特性

フェアウェイウッドはバックスピン量が多くなりますので、吹き上がったりちょっとした加減でサイドスピンがかかりやすくなりボールが曲がりやすいといったことが有ります。

ヘッドスピードの早い人にとっては注意てしておく必要があるでしょう。

しかし、ボールが上がりやすいということは飛距離も出やすいのでヘッドスピードの遅い人には良いクラブとなるでしょう。

ウッド型ユーティリティの特性

フェアウェイウッドに比べてシャフトが短いために扱いやすいということが有ります。

またフェアウェイウッドはフェースプログレッションが大きすぎるので構えづらいと感じる人は少なくありませんので、そういう人はウッド型ユーティリティを選ぶと良いでしょう。

アイアン型ユーティリティの特徴

アイアンの形状に近いためにアイアンが得意な人はこちらを選ぶことが多いようですが、ソールの広いアイアンといった感じですのでロングアイアンよりは打ちやすいですが、ウッド型に比べると難しいといった特徴があります。

ボールが上がりすぎる人が低めに抑えたボールを打ちたいと考えるならばこちらを選ぶと良いでしょう。

クラブの重さを選ぶ

ヘッドの形状が決まったら、次はクラブの重さを選ぶ必要があります。

ゴルフクラブは全体的なつながりを重視します、クラブの長さが短くなるごとに重くなるのが基本となりますので、ドライバーよりもフェアウェイウッドが重く、さらにウッド型のユーティリティの方が重いというセッティングを行ないましょう。

アイアン型ユーティリティは長さ自体もアイアンと同様のセッティングになるようにアイアンの重さを基準に選ぶと良いですよ。

市販のモデルではフェアウェイウッドもユーティリティも軽い傾向がありますので現在の自分のセッティングに合わせた重さのクラブを選択するようにしましょう。

まとめ

  • フェアウェイウッド・・高弾道
  • ウッド型ユーティリティ・・中弾道
  • アイアン型ユーティリティ・・低弾道

長い距離を打つにはいろんなタイプのクラブがありますが、まずはそれぞれの特性を知ることが大事です。

知ることで自分がどういったショットを打ちたいのか、どういうセッティングをしたいのかを考えてクラブ選びが出来ますので基本的な事を知っておきたいですね。

もしうまく打てないならそれはクラブの重さもあるかもしれませんので、そのあたりもチェックしながらクラブ選びに役立ててほしいと思います。

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